秋津ぶらり散歩

   


●第15回(2015年 8月1日更新)
最近、当団地周辺でも健康のためにお散歩をする方が多くなりました。
そこで今年1年間、月2回のペースで団地周辺のお花の見どころを紹介しています。

(写真は、7月26日に撮影しました。)


毎日暑い日が続いていますが、夏の太陽に映える花といえばやはりサルスベリ(百日紅)の花から紹介します。袖ヶ浦公民館の南側には低木のサルスベリがピンク、赤、紫の花を咲かせています。その他、公園などあちこちにも見られますが、香澄1丁目の船溜まり沿いには何本かサルスベリの高木が有ります。サルスベリの名前の由来は文字通り幹がツルツルしてサルも滑ることからだそうですが、実際は滑らずに登れるという話も。百日紅も花が長く咲くからだそうです。

   
   サルスベリ(袖ヶ浦公民館南側)   サルスベリ(香澄1丁目川沿い
もうひとつ夏の花と言えばヒマワリ(向日葵)。袖ヶ浦公民館の裏の公園の花壇で撮影した写真を紹介します。この付近の花壇には、他にも色々な花が咲いていますが、キバナコスモスとタデも撮りました。キバナコスモスはコスモス(秋桜)とは同族別種だそうで、コスモスより早く咲く様です。ちなみに、チョコレートコスモスも1-4-1号棟脇で見られました。


   
   ヒマワリ(袖ヶ浦公民館裏)   キバナコスモス(同左)        タデ(同左)

袖ヶ浦近隣公園に向かう陸橋の登り口には、黄色やピンクのオシロイバナがあります。江戸時代に種子がおしろいの代用として使われたそうですが、夏の夕方に開くので夕化粧(ゆうげしよう)とも呼ばれるとか。何か奥ゆかしい感じの名前ですね。秋津小学校東側にはミズヒキが咲いていました。贈答に用いる水引から名前がついたそうです。

   
  オシロイバナ(陸橋の登り口)  ミズヒキ(秋津小学校東側)  


今回調べるまでは、なんとなくこの花の方が先でこの花で結んだからだと思っていましたが、「水引」の方が先の様です。ちなみに、水引は明の時代に中国側が輸出品を区別するために全ての箱に赤と白の縄で結びつけたのを、日本側が贈答品の印と勘違いしたことから始まったそうです。色々調べてみると面白いですね
E.M.)

バックナンバー
・第1回 2015年1月1日(ロウバイ) ←クリックしてご覧ください。
・第2回 2015年1月15日(スイセン) 
・第3回 2015年2月1日(ウメ)
・第4回 2015年2月15日(道端の花壇)
・第5回 2015年3月1日(カワヅザクラ)
・第6回 2015年3月15日(サンシュユ)
・第7回 2015年4月1日(ハクモクレン)
・第8回 2015年4月15日(ベニバナトキワマンサク)
・第9回 2015年5月1日(フジ)
・第10回 2015年5月15日(ピラカンサ)
・第11回 2015年6月1日(カシワバアジサイ)
・第12回 2015年6月15日(ハナショウブ)
・第13回 2015年7月1日(アメリカデイゴ)
・第14回 2015年7月15日(クズ)